水ぼうそうへの免疫を作る方法
水ぼうそうは、水痘というウイルスが原因の病気です。このウイルスは非常に強い感染力を持っていて、通常の免疫力を持っていても、小学生低学年くらいまでの間に、ほとんどの子供がかかるといわれています。
感染力が強いため、保育所や幼稚園内等での集団感染というのもよくありますが、赤ちゃんの頃は、母親からもらった免疫力があるため、水ぼうそうには、比較的かかりにくいです。だいたいこの免疫力が落ちてきた、3歳くらいからが一番、水ぼうそうにかかりやすいといわれています。
水ぼうそうの症状としては、発熱と同時に、赤い発疹がてきて、かゆみをともないます。発疹は、ほとんどの場合、おなかや背中、おしりあたりに、一つ、二つ出て、それが翌日には、足の裏や口の中まで、全身に広がります。そしてその発疹は水疱へと変わり、そのころになると、強いかゆみが現れます。まだ赤ちゃんのころに、水ぼうそうにかかり、高熱を出すと危険です。なるべく母乳で育てたほうがいい、とよく言われるのは、こうした免疫力を赤ちゃんにつけるためでもあります。
ですが、大変といえば、この免疫力が落ちてきた、3?4歳あたりで、水ぼうそうにかかると、高熱ももちろん心配ですが、赤ちゃんと違って、本人の意思がすでにしっかりしているので、「かゆい」ということが分かり、自分で「かく」ことができます。全身にかゆみが現れるので、ほとんどの子が、相当機嫌が悪くなるでしょう。かきむしって、そのあと化膿することもあるので、注意が必要です。
自分の子は、免疫力が低いのではと心配しているようであれば、水ぼうそうの予防接種を受けておくこともできます。予防接種を受けていても、水ぼうそうにかかってしまう場合もありえますが、それでも受けていないのに比べれば、症状は軽くすみます。水ぼうそうは、かゆみで、小さな子にストレスを与えるというのも、かわいそうですが、心配なのは、高熱を出した場合です。高熱が続くというのは、小さい子供にとって、非常に恐ろしいことです。水ぼうそうの症状が出たら、すぐに小児科の診察を受けてください。かゆみを抑えるための、軟膏を出してくれますし、熱を下げるための薬も処方してくれます。
妊娠中、もしくは、出産したばかりの赤ちゃんがいる方は、水ぼうそうのような病気から、赤ちゃんを守るためにも、赤ちゃんが免疫力をつけられるように、できるだけ母乳をあげることを考えてください。とはいえ、母乳がうまく出ないという人もいると思いますので、あまり神経質になる必要はありませんが、できるなら、母乳をあげてください。難しい場合は、赤ちゃんの様子を普段から気をつけて見て、水ぼうそうになっても、早期発見、早期治療ができるようにしてください。
